がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

ラグビーに一喜一憂の叫び

ウワサには聞いていたが、これほどの騒ぎだとは知らなかった。ラグビーW杯のオーストラリアーニュージーランド準決勝のことである。

隣の アパートの住人が、たぶん友達を数人呼んでビール片手にテレビにかじりついているらしい。わたしはテレビをつけていないのだが、そんなものがなくとも何が 起こっているのか手に取るようにわかるのだ。いきなりオーストラリア国歌の大合唱が始まるってことは、たぶん点を入れたかあるいはいれそうになったか、そ して書くのもはばかられるような悪罵の連呼は反対にニュージーランドチームが点をいれたかいれそうになったか。

と思ったら、なんと花火まで上がりだした(パース時間午後7時半)。こりゃ、オーストラリアが勝ったのは間違いない。こういうとき、街のど真ん中で3階と4階を占めるアパートに住んでいると、何が起こっているのかすぐにわかって便利。

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そんな花火の音を聞きながら、今晩は「仙人」が刺身用白身魚、鮭を一切れづつフィッシュマーケットで仕入れてきたので、それを使ってチラシ寿司を作った。
彼自身は全く料理をしない(話によると、ヨーグルトのフタを開ける以外の「料理」はしたことがないらしい)ので、たまにわたしのウチに寄るときにはキチンとした料理を食べさせることにしているのだ。彼は日本にいたことがあるので、寿司は大好物である。
「じゃ、 刺身を買ってきてね」と言ったら、どれを買ったらよいのかわからず、2分置きに電話をしてきたが、最後には日本人の客を見つけてなんとかアドバイスを受け たらしい。白身魚は肉厚でぷりぷりとして歯ざわりがよく、鮭もねっとりとした甘みが感じられる。寿司飯も久しぶりだ。暑いときでも、こんなさっぱりとした 料理なら食も進む。

◆お知らせ◆
メインのほうにアクセスなさっている方はおわかりと思いますが、「がびのテラス」全コンテンツを日本語教育リソースサイトのサブドメインに移しました。日記もそれに伴い、すでに引越しが済んでおります。
今回、IE表示で使っていた日記フォントのスタイルシート固定をやめましたので、字が少し大きくなりました。その分ブラウザーの「表示」で小さくも大きくもできます。テキストサイトですので、読みやすいページ作りを心がけようと思いました。
また、ほんの少しサイトデザインを変え、リンク集 insomniac links をCGIで更新しやすくしてみました。
日記以外は気ままな更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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