がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

無料のバゲットでステーキサンドイッチ

土曜日はいつも「買出しの日」である。そして、あんまり買うものが多いので必ずメモを持つ。今日もショッピングセンターで来週一週間の食料品日用品を買い 込み、帰りに行きつけのパン屋に寄った。わたしのランチ用サンドイッチはここのパンと決めているのだ。スーパーのふにゃふにゃパンに比べたら、ここのパン はどれも美味しい。バゲットはあくまでも外はパリパリ、中はフワフワ。チアバッタは外はバリバリ、歯ごたえがよい。べーグルはモチモチとした食感。日曜日 も開いているので、時々散歩がてらに寄ることもある。
わたしの好みは大きなチアバッタというイタリアンブレッドだが、これをスライスして冷凍しておく。そして朝手当たりしだいに冷蔵庫のものをはさみ学校に持っていくのだ。ランチ時には解凍されているし、傷むこともない。パンも具も新鮮なままである。
さ てそのチアバッタを買うと、「バゲットも食べる?」と店員のオニイサンが妙なことを聞く。「いや、今日はあと1時間で閉めるってのに、まだバゲットが沢山 売れ残ってるんで。タダだよ。」「もらうもらうもらうっ。」そんなわけで、大きなチアバッタにさらになが~いフランスパンのバゲットまでせしめて家路につ く。これだから、近所の小売店って好きなんだ。

しかしバゲットまであるとなると、今晩はステーキサンドイッチだ。上等なステーキ肉もある し、パルミジャーノのかけらもある。鷹の爪もある。ロケットまたはルッコラと呼ばれるゴマのような風味の生食サラダもある。見たいDVDもある。わたしの ステーキサンドイッチは、自慢じゃないがカフェなんぞで食べるよりはるかに美味しいのだ。これに赤ワインを合わせて、今晩はのんびりとカウチポテトに変 身。

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