がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

友達を招いてイタリアンディナーを

土曜日は友達を招いて全部で6人分のディナーをつくった。
今回はイタリアンね!と言っておいたので、先日試作した詰め物入りのローストポークをメインとして、あとはまあ簡単なものにした。それでもテーブルセッティング用にメニューをつくってみたが…やりすぎて全部イタリア語にしてしまったため、料理用語ならある程度わかるわたしを除いて全員全く理解できず。しまった。料理名だけは英語にしておけばよかった。

コチラがそのメニューカード。


アペリティフ:スイカのスムージー、スパークリングワイン、ビール
前菜:生ハムとメロン、各種オリーブ
1の皿:フレッシュトマトとバジルのスパゲッティー、白ワイン
2の皿:トスカーナ風詰め物入りローストポーク、赤ワイン
付け合せ:ケールとフェンネルと玉ねぎ、ローズマリーポテト
デザート:フレッシュフルーツサラダ(グランマルニエをお好みで)
食後:珈琲、紅茶、各種シングルモルトウイスキー(利き酒ができるほど沢山ある)、17年モノのワイルドターキーバーボンウイスキー、キルシュ、ウィリアムス

テーブルの個人用セッティングはものすごくシンプルに。時間がない。1番上の写真を撮ったのも大急ぎ。真ん中に飾る花も用意していたのに、客が着いてしまったからだ。蝋燭が曲がっている…ああ。

前菜はイタリアン食品店で買ってきた生ハムをメロンに巻き、やはり店で買ったオリーブを3種類出した。

さて、1の皿はスパゲッティー。もちろん生パスタ製造機でつくっておいた。
ソースは、オリーブオイルをフライパンに熱して中火で玉ねぎのみじん切りを飴色になるまでじっくり炒め、最後にスライスしたニンニクを加え、焦げる前に湯剥きしたローマトマトのざく切りを放りこんで混ぜ、ついでにバジルの茎を何本か束ねて放り込む。弱火でふつふつと煮込んで15分。バジルの茎を取り出す。おっと、塩コショウで味をととのえるのを忘れずに。生パスタが茹で上がったら茹で汁をカップ1杯ぐらいトマトソースに加え、まだ煮立っているソースの中にスパゲッティーを入れてざっくり混ぜたらバジルのザク切りを加えてできあがり。

2の皿と付け合せは先日試作したのと全く同じだ。

時間はかかるけれど簡単、イタリア風スタッフドローストポーク

最後のフルーツサラダは、桃、ミカン、イチゴ、プルーン、バナナに砂糖を少々加えた水で和えただけ。そこに生クリームを添えた。客がいるのに時間をかけて写真を撮っているヒマはなく、ここは写真なし。

そのあとは、皆それぞれ好きなものを…。つまり、珈琲と紅茶、そしてシングルモルトの利き酒大会。これが延々と続き、もう少しで「明日」になる時間に酔っ払った男性陣はそのパートナーの女性たちを運転手として、ナナメになって帰っていった。

わたしはと言えば、発狂しそうなほどの量の皿とカトラリーをまず食洗機に入れ、そのままベッドに向かったのは言うまでもない。

しかし、こんなふうにきちんとディナーを準備するのは大変だけど楽しい。昔まだバンコクにいたときにはかなり頻繁にやっていたのだけれど、ここずっとご無沙汰だったディナー大会、またやるから来てねと言ったら「絶対に断らないよ!」と笑顔で返された。

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