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アドヴェントの夜@バンコク

12月1日は、スイスのドイツ語圏・プロテスタントの家ではAdvent(アドヴェント)と呼ばれる。ロウソクに灯がともされ、チョコレート、みかん、ナッツがいつもの晩餐のあとに振る舞われ、大人も子供も来るべきクリスマスに思いを馳せる。

adventいつもはまだ休暇に入っていないわたしだが、今年だけは違う。半年休暇をとったため11年ぶりに11月にはすでにオーストラリアを離れ、こうしてバンコクに滞在している。オーストラリアから買ってきたクリスマスリースにロウソクを添え、この日を待っていたわけだ。リースが乗っているのは、家族に百年以上伝わるスイス・アンティックのスタンドだ。

今晩初めてロウソクに灯をともし、クリスマスシーズンのお祝いが始まる。それとともに、バンコクでは昨日から反政府のデモが本格化した。このまま収まってほしいとは切に願うが、明日からは全ての政府機関が閉鎖されて追って沙汰があるまで職員・役員は自宅待機だ。

死者が出たことも相まって何か不穏な空気が漂うバンコクの12月。

 

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大量のスパムに嫌気がさしてCaptchaを導入

11月のスパム数が6,000に達したところでいい加減嫌気がさし、もうひとつスパム対策プラグインを入れることにした。

今まではWordpress用のAkismetでかなり遮断できていたのだが、このごろでは敵も巧妙になり、ほんの少しの全く意味をなさない日本語の語彙を入れることでその遮断網をくぐり抜けるようになってきた。くぐり抜けた長ったらしいコメントが昨日だけで300を超えたら、このままにほうっておくわけにもいかない。表には出ていないからいいようなものの、編集ダッシュボードにはそのAkismetでもストップできなかったスパムがとどめおかれているのだ。

こちらのサイト、NetaOneの「Captcha – ブログのコメント欄にスパム対策の投稿認証を追加できるWordPressプラグイン」を読んで認証コードを導入することにした。丁寧に紹介されているので簡単に設置できる。ほかにも英語圏ではよく使われている画像認証という手もあるが、とりあえずはこちらで様子を見ようと思う。

これで、足し算と引き算の答えを英数字でカッコに入れないと、コメントができないようになった。それも数字は英数字と漢字をランダムに入れてあるという凝りよう(笑)。これを突破できるとは到底思えないが、本当にコメントをくださるみなさんには余計な手間をとらせるようになってしまった。ごめんなさい。

 

性別欄における3つの選択肢

子供たちのいる職場で働く場合、オーストラリアではWorking with Children Checkという登録をしなければならない。学校では、教師だけではなくアシスタントもITセンター職員も学食で働く調理のひとたちも全て必要な登録で、それだけ、オーストラリアは子供の保護に神経質になっていると言っていい。
チェックを受ける際には、その個人を証明する書類を提出しなければならない。パスポートや運転免許証、そして最後には学校の人事マネージャーのサインが要る。

その登録が5年目の12月で切れるので、新しく再登録用紙をもらって書き込んでいるところ。これを逃したら来年の手続きが新規になってしまい、少々めんどくさくなる。ちょうどパースに帰っていてよかった。

さて、書き込んでいたら、5年前と比べて新しくなっている欄があった。性別だ。

gender上の写真でもわかるように、「男性」、「女性」、そして「X」にチェックが入れられるようになっている。「X」ってなんだろう…と思ったが、すぐに気がついた。トランスジェンダーだ。直訳すれば「性を超えた性」だが、つまり身体が男性でも心は女性、そしてその反対の性を持つひとたちのことだ。これはバッテンではなくCross(どちらでもないもの、結合したもの」の意なのである。

今まで性別欄には2つの選択肢しかなかったが、5年の間にそれだけトランスジェンダーが社会的に認められる存在になったわけで、これは非常に画期的だ。もちろん、彼らの中にはトランスジェンダーとしての登録より、男性か女性としてチェックを入れたいひともいることだろう。それでも、そうしたひとびとをあるがままに受け入れようという試みが州政府発行の登録用紙に反映されたことには、拍手を送りたい。

 追記:
ちなみに、タイではトランスジェンダーの子供たちが気後れすることなくトイレに行けるようにという配慮が、すでに数年前から始まっている。こちらは完全に民間レベルだ。政府発行の書類上で性を変更することができないので、IDカードは元の性のまま。
オーストラリアとタイでは、マイノリティーを認めようという試みの発信元が違うが、これは国民性なのか。