イカのチリジャム炒め、ライチーとロケットのサラダ

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ライチーは、北タイのチェンマイに住んでいたときに初めて缶詰ではないものを食べた。借家のその大きな庭のど真ん中に、大きなライチーの木があったからだ。
そのときからもうすでに十年以上たってしまったが、ライチーのあの透明で甘い果肉は忘れられない。だから、バンコクにいようがパースにいようが、季節になればどうしても食べたくなる。

今日、例によって土曜日の買出しに出かけたら、八百屋の片隅にあるライチーの黒ずんだ赤い果実が目にはいった。もうすぐ十二月だから、どこか東南アジアの国からの輸入物だろう。珍しい果物の常で法外な値段がついているが、取り合えずそのまま食べるものをいくつかとついでにサラダにいれるものもいくつか。

ライチーは固い皮をむいて指でちぎり、ロケット(ルッコラとも呼ばれる、ゴマに似た味の生食用野菜)と一緒に皿の上で合わせておく。
イカは開いて包丁で表面に賽の目模様をつけておく。ライムの皮は千切り。フライパンにオリーブオイルを熱して、イカとライムの皮を放り込み、ぱぱっと塩コショウして二分くらい。賽の目模様がきれいに現れたら、チリジャムを大さじ一杯ほど加えてからめる。

このチリジャムは、わたしの手作りだ。甘くて辛くて、これを使うだけでイカ、タコ、鶏肉などを簡単に炒めることができる。(保存食なのでここにはレシピを書かないが、誰か作りたいひとがいればまた追加する予定)

チリジャムがからまったら、ここにライムジュース(皮を使ったもの)をひとつぶんたっぷり入れ、ついでにバージンオリーブオイルもたらりとたらして、混ぜる。
そのまま皿のサラダの上に乗せて、オリーブオイルをまたほんの少しサラダにたらし、コショウをかりかりと挽いて、おしまい。

サラダに甘い果実を使うのは、生ハムにメロンを添えるのと同じだ。ミスマッチだが、意外や意外、互いに引き立てあって微妙なハーモニーが味わえる。

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このページは、gabyが2005年11月26日 20:32に書いたブログ記事です。

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