静かな正月の静かな夕食

| | コメント(0) | トラックバック(0)

rosemarypork.jpg昨日から始まったタイ正月「ソンクラン」のおかげで、行きつけのレストランのほとんどが3日間休業、屋台さえまばらだ。いつもの渋滞がなく、普段は30分かかるところへでも5分で着いてしまう。タイ人もガイジンも揃って消えてしまったバンコクでは、年中無休のショッピングセンターが賑わいを見せているだけだ。

午前中は、誰もいないマンションのプールにドザエモンのように浮かび、午後遅くなってから買い物に出てみた。

鶏肉はたとえ鳥インフルエンザに侵されていたとしても、80度以上の高熱で調理すれば大丈夫らしい。それでも、3ヶ月ぶりのスーパーでは鶏肉がほとんど売られていない。隅っこのほうに丸のままの鶏肉が4-5個ころがっているだけだ。

代わってハバをきかせているのが、豚肉だ。「清浄豚肉」と大きく書かれているが、タイのことだから、本当かどうかはお釈迦様だけがご存じだ。
それではベジタリアンになるしかない、いやいや野菜だって危ないって言うじゃないか、と心の中で葛藤してみてもしょうがない。久しくローストをしていなかったと考え直し、大きなかたまりをひとつ切ってもらった。

ローズマリとタラゴン、それににんにくを加えて、実はタイにもある思い石製の臼の中でぽくぽくと叩く。前にも書いたが、フードプロセッサーを使うよりは、こちらのほうが風味が出る。出来上がったペーストを肉に塗りたくり、ついでに切り口にロズマリーとにんにくをねじりこみ、後はオーブン任せだ。付け合せには、チェリートマトとピーマンをバルサミコソースで軽く炒める。

オフィスも閉めているし、ウルサイ秘書も掃除の嫌いなメイドもいない。なんだかシンとした家の中に、スパイスと肉の焼ける香りがふわりとただよってきた。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 静かな正月の静かな夕食

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://gabysterrace.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/329

コメントする

about this entry

このページは、gabyが2004年4月14日 11:24に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「自己満足」を手にとってみる」です。

次のブログ記事は「瞑想する「煩悩のカタマリ」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。